多様性を認め合う ジェンダー平等社会を実現する!

性暴力、パワハラ、セクハラの被害から女性を守る救済のしくみが必要だ。生活者ネットワークは、各地で、女性への性暴力に抗議するフラワー遊説を行っている。 武蔵小山駅前でもフラワー遊説を行った。(2022月9月11日)

政治分野における女性比率は先進国の中でも惨憺たる状況です。

3月8日は国際女性デーでした。
国際女性デーとは起源は諸説あるそうですが、1908年に当時参政権がなかったアメリカの女性が労働条件の改善を訴えるデモを起こしたことが、国際女性デーの始まりだといわれているそうです。
その後、1910年に国際社会主義者会議が開かれて、女性の政治参加と平等のための日として、国際女性デーが制定されました。
国連が「国際女性年(婦人年)」を宣言した1975年以降、3月8日は国連も公認する女性の日になっているとのこと。

この女性を取り巻く政治について、品川・生活者ネットワークは2021年新年の集いでアメリカ史学者の進藤 久美子さん(東洋英和女学院大学名誉教授)をお招きし、ジェンダー主流化のもと「議会に女性議員をふやす」をテーマに、お話をうかがいました。
品川ネットHP2月4日こちらをご覧ください。

コロナ禍の集会でしたのでハイブリットで開催。会場に参加の皆さんと。左端から私・いながき孝子、4人目が田中さやか区議、進藤久美子さん、吉田ゆみこ区議(2021年1月31日)

多様性を認めあうジェンダー平等社会を実現する!

GDP世界3位(2017年IMF)の日本ですが、「女性活躍」を掲げているにもかかわらず、男女間の格差を表すジェンダーギャップ指数ランキングでは2012年101位、2021年120位と順位を落としています。働く人の4割が非正規雇用(うち7割が女性)となり共働き世帯が多数はとなっているにもかかわらず、妻の家事・育児時間は1日7時間であるのに対し、夫はわずか1時間(2018年男女共同参画白書)。この間男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、パート労働法、女性活躍推進法などが整備されてきましたが、女性だけでなく、長時間労働を強いられている男性の働き方を変革しなければ、女性の負担増は増すばかりです。

政治分野においても、男女比のバランスが酷い状況でしたが、2018年「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が難産の末公布されました。しかし諸外国のように数値目標が示されてるのではなく、努力目標のためた実効性には疑問符です。今回の統一地方選挙で各政党がこの法律に基づき、女性候補者を目標をもって立てるかが注目されます。東京都内自治体議会は女性議員が多い方ですが、全国の地方議会の中では女性議員ゼロという議会もまだ存在します。

品川区議会は、現在40名中女性議員は12名です。政策決定の場である議会に女性議員を半数に増やしていきたい。多様性を認め合う政策の実現と市民政治を拡げるために、私いながき孝子もその一翼を担う覚悟で来る4月の統一地方選挙に挑戦します。

私・いながき孝子は多様性を認め合うジェンダー平等社会の実現に力を尽くします。

<いながき孝子>