~統一教会問題と地方政治~緊急討論集会に参加しました。
10月25日、立憲・平和会議が主催して衆議院第一議員会館で行われた「緊急討論集会 統一地方選挙に向けて~統一教会問題と地方政治~」に参加しました。
主催団体の「立憲・平和会議」とは、2014年6月15日、当時の安倍政権による特定秘密保護法の強行成立や自公政権の解釈改憲による集団的自衛権行使容認に向けた動きに危機感を抱いた全国の自治体議員により「自治体議員立憲ネットワーク」が設立され、2022年3月団体名称を平和・立憲・人権をつなぐ全国自治体議員会議(略称:平和・立憲会議)」と改名し、立憲主義と平和主義、そして自治・分権・分散社会の実現を掲げ、再スタートしたものです。生活者ネットワークの議員は会員となり、政党・団体の縦枠や年齢国籍の壁を超えたネットワークを構築しています。
基調講演をされた有田芳生さんのお話しから、統一教会がいかに時間をかけて、この国の政治の中枢に統一教会の人間を送り込んできたのかがよくわかりました。
まずは秘書を養成し、次々と与党陣営にその秘書を送り込む。とても長い時間をかけた戦略に、ある意味感心しましたが、そうした戦略が功を奏し、今の日本をつくってきたのかと思うと、暗澹たる思いにもなりました。
引き続き行われた討論集会では、①貧困問題に対する自治体の課題 ②気候変動に地域から取り組み ③ジェンダー平等社会に向けて④沖縄から自治を問う、という多岐にわたるテーマの問題提起と活発な意見交換が行われました。
自治体として取り組むべき課題を理解することができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。ひとつひとつの課題を品川区に置き換えて、今後に活かしていきたいと思います。