マイクロプラスチック汚染をストップさせるために、私たちができること

東京・生活者ネットワーク環境部会学習会が開催されました

 

東京・生活者ネットワーク環境部会学習会が開かれました(8月2日)。今回のゲストスピーカーは、練馬・生活者ネットワーク元区議会議員で、議員をローテーションしたのちは環境活動家として活動されている中井八千代さん。マイクロプラスチック汚染のお話や、容器包装を見直すという身近な問題を、現状を踏まえて考える会でした。

 

プラスチックが細かく砕かれマイクロプラスチックとなり、海洋での誤嚥、摂食が生じ、海で暮らす生き物たちに、私たち人間はたいへんな迷惑をかける結果となっています。近現代は、効率化のみに価値を見いだす社会システムが優先し、直線的な成長を目標としてきました。こうした中での、これまでの行き過ぎた便利さ、不要とも思われる便利さは、かえって私たちに窮屈で、不安な世界をもたらしたのではないでしょうか。

 

同じ地球に暮らす「種」として、もっと謙虚に、地球規模で考える全体最適に想いをいたす、そういう生活スタイルに切り替えていければ、否・いかなければ人類の未来も危ういと思いました。少し前の日本は、買い物かごを持ち、測り売りでものを買い、瓶はリサイクルしていました。勿論、最初は不便に思うこともあると思いますが、もう少し、ゆっくりと丁寧に暮らしを見つめ直せば、たとえ非効率でも、心が豊かになるのではないか、日々の暮らしから環境を考えたいと思いました。

 

いながき孝子と品川・生活者ネットワークは、「持続可能な環境を次世代にわたす」を掲げ、マイクロプラスチック汚染をストップさせるための提案を進め、「自販機削減:公共施設などでの水飲み場・水汲み場の設置・拡大を都議会ネットとと連携して実現」「レジ袋削減」「リデュース・リユース・リサイクルの推進」などが少しずつ実現しています。<いながき孝子>