参加と協働、市民自治を保障する「自治基本条例」を制定します。2期目に挑戦!いながき孝子です

春まだ浅く、お天気の定まらないこの頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

私・いながき孝子は、昨年の区議会議員補欠選挙で多くのみなさまの信任をいただき、生活者ネットワークの3つ目の議席を確保することができました。昨年末に行われた2022年区議会第4回定例会、2023年区議会第1回定例会、続く2023年度予算特別委委員会も経験することができました。

品川区の施策の是非・修正提案、税の配分・行方…それら全ての政策決定の場であるはずの品川区議会ですが、対・行政との質疑はかろうじて行われるものの、最も重要であるはずの、丁々発止の議員間の議論・意見交換・政策協議は薄く、否・無きに等しい現状をたいへん残念に思う4カ月間でもありました。

 

私が生活者ネットワークの一員として昨年の区議補選にチャレンジし、明けて今回の改選期にあたり、現区議として品川区政に改めて挑戦する<いながき孝子 私の決意>を、ここに表明したいと思います。

 

ここ品川に、地域政党(ローカルパーティ)品川・生活者ネットワークが誕生して28年が経過しました。身近な地域での活動を手がかりに、市民自治による新たな政治を生み出すことをめざすのが、 生活者ネットワークの運動です。市民の手の届かないところに存在してしまっている政治を生活の場に引き寄せ、 主権者である市民の、日々の暮らしを豊かにするための「道具」 として政治を使いこなすことが必要、一人ひとりの「私」の困りごとや不都合を解決・改善するために、政策決定の場である議会で政策協議することが必要だと、私たちは考えるからです。

 

安心・共生・自治のまち品川の実現をめざして、2期目に挑戦します

 

地方政治の重要さは、上掲の生活者ネットワークが掲げる安心・共生・自治のまちをめざすための「市民政治」への転換に尽きるのですが、私の政治への直接参加もまた、我が家が、70年間凍結されてきて、その用を認め難い道路計画の再開により、立ち退きを迫られている当事者となったからでもありました。計画の再開にあたり、当事者市民の声がどれだけ反映されたでしょうか? リニア中央新幹線問題、品川上空を低空で航空機が飛行する羽田新飛行ルート問題も然り、国に子ども・家庭庁が発足してなお、子ども・若者の声が届かない現状、他区市で実現している、少子高齢社会に欠かせない安心のしくみ:地域包括ケア拠点の欠落…等々、地域の市民の声で進めるまちづくりははまだまだ遠いのが品川区の現状ではないでしょうか。

 

行政・議会への市民の参加・協働、これを健全に保障するための徹底した情報公開を進めなければなりません。私、いながき孝子は、これらを実現に向けるために必須となる「(仮称)品川区自治基本条例」、さらには議員間の政策協議や議会への市民の参加を保障するための「(仮称)品川区議会基本条例」の制定をめざして、2期目に調整します。私、いながき孝子の政策にご注目いただき、みなさまのお声を、ご意見をお寄せくださいますようお願いいたします。<いながき孝子>