「しながわ防災体験館」を視察しました
7月22日、品川区の第二庁舎にある「しながわ防災体験館」を品川・生活者ネットワークのメンバーと、吉田ゆみこ、田中さやか両区議と、視察しました。防災のビデオを見た後、防災センターの方からお話を伺い、応急救護体験をしました。特に心停止の場合の「一次救命処置(心肺蘇生とAED)」、いわゆる心臓マッサージとAEDの使い方を重点的に学びました。
心臓マッサージは、左右の手を重ね、腕を曲げず、掌底部分で胸が5センチ沈むくらいまで真っ直ぐ押し込む。これが、なかなか難しい上に、体力を使います。なので、交代でやってくださいと言われました。
AED使用の際にパッドを貼るときは、汗などで濡れていたら渇いた布でふく、左右のパッドは実はどちらが右でも左でも大丈夫だから一度貼ったら剥がさないこととのこと。また、貼るときの位置のイメージは、両方のパッドで心臓を挟むイメージ、乳幼児の場合は、胸と背中に貼ると良いというお話を聴き、なるほどと納得しました。要は、効率良く心臓に電気ショックがかけられることが肝心なのだと理解しました。やはり、見ているだけでなく手を動かしてみた方が、身に着くとあらためて思いました。
一番印象深かったのは、心停止でAEDを使おうとしても「ショックは不要」と判断されるときがあるということ。そしてその時でも、救急車が来るまで心臓マッサージを続けることということでした。これは最後まで諦めてはいけないということかなと感じました。<いながき孝子>